初夏の山梨観光の代名詞といえば、誰もが「富士河口湖ハーブフェスティバル」を思い浮かべるのではないでしょうか。河口湖畔が鮮やかな紫色のラベンダーで埋め尽くされ、爽やかなハーブの香りが風に乗って広がる光景は、山梨の夏を告げる最高の景色でした。しかし、2026年を迎えた今年、観光で河口湖を訪れようと考えている皆様に、地元に暮らす一市民としてお伝えしなければならない重要な「大きな変化」があります。

実は、長年にわたり多くの観光客で賑わってきた「富士河口湖ハーブフェスティバル」は、2025年度の開催をもって、特定の期間を定めた『イベント形式』での開催を完全に終了することが町から公式に発表されました。そのため、今年からは、以前のような特設ステージやずらりと並ぶ屋台、イベントとしての特別なオープニング行事などは行われません。

このニュースを知って「もうあのラベンダーは見られないの?」と不安に思った方もいるかもしれませんが、どうぞご安心ください。お祭りとしてのイベントは終了しましたが、会場である「大石公園」と「八木崎公園」のラベンダー畑や様々なハーブは、今年も変わらず美しく手入れされており、引き続き誰でも自由に無料で観覧することができます。富士山と湖、そして広大な紫の絨毯が織りなす奇跡のような大パノラマは、今年も健在です。

むしろイベントの喧騒がなくなったことで、本来の河口湖の静けさや、純粋な自然の美しさをゆったりと満喫できるようになったとも言えます。2026年以降の新しい大石公園と八木崎公園の楽しみ方を、市民の目線から詳しくご紹介します。

1. 絶景の定番「大石公園」のいま

世界的人気を誇る河口湖北岸の「大石公園」は、イベント終了後も変わらず多くの人が訪れる人気スポットです。2026年からは混雑を和らげるため、大型観光バスなどの車両は臨時駐車場での乗降が求められるなど、新しい交通マナーへの協力が呼びかけられています。一般の車で訪れる場合も、夏場の富士山は昼前になると雲に隠れやすいため、朝8時〜9時台の早い時間に訪れるのがベスト。澄んだ空気の中で、静かにラベンダーと富士山のコラボレーションを撮影できます。

2. ゆったり過ごせる「八木崎公園」

一方、南岸にある「八木崎公園」は、敷地が広大でさらにゆったりとした時間が流れるおすすめの場所です。以前のフェスティバル時代のような賑やかなブースはありませんが、広大なラベンダー畑を渡る風の心地よさは格別。人混みを避けて、本来のハーブの香りを五感でリラックスして楽しみたい方には、これまで以上に最高の癒しスポットになっています。

市民からのおすすめの楽しみ方

どちらの公園でも、地元の常設ショップやカフェは通常通り営業しており、名物の「ラベンダーソフトクリーム」は今年も変わらず味わうことができます

イベントという名前はなくなりましたが、地域の人々が大切に育ててきた花々の美しさは何も変わりません。新しくなった大自然の静かな初夏の河口湖へ、ぜひのんびりと足を運んでみてください。


※効果には個人差があります

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